【洗浄方法と洗浄剤について】洗浄剤の豆知識~化学薬品販売事業~

 

いつもお世話になりありがとうございます。
株式会社リバイタライズです。

 

本日は【洗浄の知恵袋】として、

  • そもそも洗浄とは
  • 洗浄方法と洗浄剤(洗浄溶剤)について
  • 自社の洗浄剤(洗浄溶剤)は適性なのか

をご紹介したいと思います。

 

弊社は各種溶剤の販売、そして洗浄剤(洗浄溶剤)の提案・販売を行い、企業様に喜んでいただいております。

喜んでいただいている理由は「幅広い商品を選べる」ことと、その多種多様の溶剤の中から「適性な溶剤を選ぶ」ことができる知識を持ち合わせているところです。

例えば、同じ用途の溶剤であっても何種類も存在し、かつ新液と再生液があります。価格の幅はとても大きく、100万円を軽く超える溶剤もあります。安し悪しは困るけど、だからって闇雲に高額ものを使い続けることは負担が大きく適性な洗浄方法と洗浄剤を選びたいですよね。

更に、メーカー開発が進み新商品が発売されていたり、法規制が目まぐるしく変化する中で、「10年前と同じモノを使っている」のは〈損〉どころか〈危険〉です。

基本的な知識を身に着けることで、ご自身でも選定ができるようになると、これからの環境保全の時代に生きぬく企業として、より貢献できるのではないでしょうか!

 


【洗浄方法と洗浄剤】~洗浄剤の知恵袋~

▪ そもそも洗浄とは??

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洗浄とは、対象物の表面に付着している汚れ,またはその内部に存在する汚れを,物理的・化学的な力で除去し,清浄することです。

私たちの日常生活で行われている清掃、洗浄、洗濯などを「一般洗浄」と呼び、企業(産業)で行われている洗浄を「産業洗浄」と呼びます。

産業洗浄は、洗浄方法も洗浄剤(洗浄溶剤)も多岐に渡ります。
さらに、対象物(被洗浄物)も数えきれないほどたくさんあるので、日々 洗浄方法・洗浄剤は開発されています。
今後もますます増えていくと予想されます。

 

 

洗浄は、「製品」そのもの(もしくは製品に関係する部品)を洗浄する場合と、製造工程や事業にまつわる工程の中の「機器」「プラント」などの設備を洗浄する場合があります。

いずれの場合も、企業が提供するモノの価値を洗浄することで高めるためであり、より価値を高めていくために、”何による汚れを洗浄したいのか?” ”仕上がりに求めているものは何か?” など、掘り下げて考えることが大切です。

 

 ▪ 洗浄方法と洗浄剤について

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洗浄方法(洗浄工程)は、先にもお伝えした通りたくさんあります。

上の図は主に弊社の販売する洗浄剤を用いて行っている洗浄方法の一部です。

※洗浄方法について、詳しい記事は後日更新いたします。

 

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洗浄方法に対して、より洗浄性を高めることを目的に洗浄剤を用います。
それぞれの洗浄剤に特徴、メリット・デメリットがあり、被洗浄物の材質や汚れの種類によって使い分けていただいています。

 

【フッ素系洗浄剤】
代替フロン洗浄剤として、
・ハイドロフルオロエーテル(HFE)
・ハイドロフルオロカーボン(HFC)
・ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)
・パーフルオロカーボン(PFC)
・ハイドロフルオロオレフィン(HFO)
などの種類があります。

 

【塩素系洗浄剤】
塩化メチレン、トリクレン、テトラクロロエチレン(パークロ)、1.2-ジクロロエチレン

 

【臭素系洗浄剤】
アブゾール、ディップソール、TA-1000、eクリーン

 

【水系洗浄剤】
アルカリ性、中性、酸性の3種類に分類されています。

 

【準水系洗浄剤】
有機溶剤と水を組み合わせた洗浄剤です。

 

【炭化水素系洗浄剤】
ノルマルパラフィン系、イソパラフィン系、ナフテン系、芳香族系の4種類があります。

 

【アルコール系洗浄剤】
イソプロピルアルコール(IPA)、エタノールが使用されている洗浄剤です。

 

※洗浄剤について、詳しい記事は後日更新いたします。

 

▪ 自社の洗浄剤(洗浄溶剤)は適性なのか

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洗いたいモノ(被洗浄物)、洗浄方法、洗浄剤は多岐にわたりますので、上記のポイントを参考に様々な可能性を創造しながら適性な組み合わせを選定していきます。

そして、弊社が大切にさせていただいている部分は、企業様の経営方針や環境方針です。

企業様の方針により選択の優先順位が変わってきます。

さらに理論や理屈を超えて、なぜかハマる洗浄剤があったりするのも面白い。

お客様にヒヤリングをさせてもらい、これまでの経験をもとに選定したうえで、洗浄テストを繰り返し、ぴったりの洗浄剤を探していきましょう。

 


洗浄の質を高めることは「企業価値」を高めること

本日は、洗浄の豆知識について書かせていただきました。

弊社が得意としている洗浄剤は溶剤系洗浄剤の中でもフッ素系洗浄剤です。

未来を創造し、継続して使える洗浄剤を選ぶならコレしかないと考えます。

しかし、コスト面など中小企業にとって「可愛くない」一面が多いことも確かです。

いかに懸念点をカバーできるか?

これは弊社のような小さな会社だからこそ可能なサービスだと思います。

もちろん、それ以外の洗浄剤・洗浄機器の取り扱いも行っております。

 

何かお困りごと、ご不明点、その他何でもございましたら、お気軽にお問合せいただければと幸いでございます。

本日も最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

《HPのご案内》
・洗浄溶剤の切り替えについて
https://www.rev-rev.co.jp/switch/index.html
・サービス内容「薬品販売」について
https://www.rev-rev.co.jp/service/product.html

 

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【Blog担当:北岡 智】