いつもお世話になりありがとうございます。
株式会社リバイタライズです。
昨今の世界情勢の変化に伴い、多くの企業様よりお問い合わせをいただいているのが「溶剤リサイクル」についてです。
本日は溶剤リサイクルを行う弊社の再資源化事業の中で、リサイクル方法でもある【蒸留再生】について、ご紹介させていただきます。
昨今これまで以上に、溶剤リサイクル・溶剤再生がフューチャーされるようになりました。
環境保全を優先に考えられる時代背景もその理由の1つではありますが
溶剤の購入価格が高騰したことや、そもそも手に入れることすら難しくなったことで、これまでリサイクルを視野に入れていなかった業界まで、リサイクルに頼らざるを得ない状況になったことが後押ししていると感じます。
しかし、未だに使用済みの溶剤を産業廃棄物として処理している企業様が多いのが実情。
「本当に再利用できるの?」と不安に感じて、二の足を踏んでしまっている企業様もいらっしゃると思います。
弊社の再資源化事業に取り組み、様々なメリットを感じてくださっている企業様のご紹介も併せて、その再生方法である【蒸留再生】についてご紹介させていただき、安心していただけると幸いでございます。
【蒸留再生について】
~価値ある廃棄物に生命を与える~
上記の写真は、ある企業様から頂いた使用済みの溶剤を蒸留再生することで、ほぼ新液と同等の品質の再生溶剤となった状態を撮影したものです。
リバイタライズの再資源化事業では、廃棄物を価値ある財産へと生まれ変わらせるお手伝いをさせていただいています。
〈リバイタライズの再資源化〉
廃棄物の減量化、さらには有効活用を提案します。
資源のリサイクルは、環境保全やコスト削減にとどまらず、企業に収益をもたらす可能性も秘めています。
当社では、廃棄物の分析を行い、資源としての可能性の調査・製品化などの一連のリサイクルプロセスを担い、「価値ある廃棄物に生命を与える」ことを提供しています。
〈再資源化のメリット〉
今まで産業廃棄物として廃棄処理をしていたものに、市場価値があり、再生利用が可能となれば、企業にどんなメリットがあるのでしょうか?
⭐廃棄物排出量の削減
⭐廃棄物の処理費用の削減
⭐産業廃棄物に関する事務手続きの効率化
⭐環境への取り組み(SDGsの取り組み)
⭐新液購入の費用の削減
⭐新液の入手困難時のリスクヘッジ
など
再資源化に興味がございましたら、弊社までお問い合わせください。
〈溶剤再生法 「蒸留再生」について〉
当社で行っている溶剤再生法(溶剤リサイクル法)についてご紹介させていただきます。
当社では【蒸留再生】という技術を用い再生を行っています。
〔蒸留再生(蒸留回収)法〕
- 使用済み溶剤を加熱し気化させます。
- 気化した溶剤蒸気が冷却装置へ移動し、液化します。
- 液化したものを、脱水設備・脱臭設備を通します。
- 以上の工程で不純物を取り除き、新液同等レベルの再生溶剤が出来上がります。
加熱する温度は、再生させたい溶剤の沸点により異なり、また取り除きたい不純物によっても多少変化が必要になります。
さらに、脱水設備や脱臭設備では、当社のオリジナル技術と材料を用いることで、他社との差別化を図っております。
近郊、地方を問わず小口(ペール缶約10缶)からの短納期のご注文にも対応し、蒸留業者様からのご相談も受けておりますので、お気軽にお問合せください。
※当社ではフッ素系溶剤を主に再生しております。
塩素系溶剤や、その他各種有機溶剤等のご相談も承っております。
【※】再資源化事業に取り組む企業様の事例や、再資源化のイメージフロー、再生溶剤の品質が証明される資料についてなど、次回の記事でご紹介させていただきたいと思います。
価値ある廃棄物に生命を与える
本日も最後までご覧くださりありがとうございます。
当社のキャッチコピーは「価値ある廃棄物に生命を与える」です。
これは創業時の従業員全員で考え出されたもので、廃棄物として処分されている使用済み溶剤の中から市場性価値のあるものを選別し、再生液として蘇らせる当社の技術を広げたいという想いから生まれたものです。
当時は、再資源化事業が日の目を浴びる一歩手前の時代でしたが、新しい時代に貢献できる技術の先駆けとして、常に品質向上を目指し営んできました。
その結果、大手企業様など”新液のみ使用する”企業様から「再資源化(蒸留再生・蒸留回収・溶剤リサイクル等)」の依頼をいただけるようになり、本当の意味で「廃棄物に価値を与え、蘇らせる」ということが実現したと思っています。
これからも益々技術と品質が向上できるよう、従業員一同で精進してまいりたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
いつもありがとうございます。
~価値ある廃棄物に生命を与える~
(株)リバイタライズ
ホームページ https://www.rev-rev.co.jp/
電話番号 072-883-5810
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【Blog担当:北岡 智】