【資源リサイクルについて】~委託加工・加工返却・溶剤リサイクル~

 

いつもお世話になりありがとうございます😊

リバイタライズは、製造工程で排出される使用済みアイテムを有効利用する「再資源化事業」がございます。
本日は「再資源化事業」について紹介させていただきます。


当社の「再資源化事業」の特徴

「再資源化事業」とは、使用済みアイテムの有効活用をおこなうことで、廃棄物減量化による環境保全やコスト削減にとどまらず、企業に収益をもたらす可能性を高める事業です。
これまで廃棄物として処理されていたモノを〈価値ある財産〉へと生まれ変わらせるお手伝いができればと取り組ませていただいています。

昨今、限りある資源を守るため・高騰する物価を背景に、少しでも資源削減や廃棄物削減をおこないコスト削減するための取組みを希望する企業様や、SDGsの一環として取組みを希望する企業様からのお問い合わせが増えています。

当社の特徴は、近郊、地方を問わず小口(ペール缶10 缶位)からの短納期の委託加工にも対応できるところです。

また、原料が貯まらずに蒸留が出来ない少量在庫でお困りの蒸留業者様からのご相談もいただいています。

 

 

2つの再資源化のご提案~資源リサイクルと有価取扱い~

再資源化事業には、企業様のニーズに合わせて2通りの方法で進めることが可能です。

● 資源リサイクル(委託加工・加工返却)
お預かりした使用済み溶剤の有効活用として、リサイクルした再生溶剤をお戻しさせていただきます。

● 有価取扱い(買取)
再資源化が可能な使用済みアイテムを原料として買い取らせていただきます。

使用済みアイテムによりご提案できる方法が限らることもございますので、一度ご相談いただければと思います。

 

再資源化までの流れ

全ての使用済み物が再資源化の対象か?というと、そうではありません。
資源としての可能性の調査したうえで進めてまいります。
製品化も含めた一連のリサイクルプロセスを当社で行いますので、比較的スムーズに再資源化への取り組みが可能です。

①  溶剤回収
まずファーストステップとして、再利用を希望する使用済み物のサンプルをお送りください。
◎サンプル送付費用は弊社で負担◎
◎ご希望の企業様にはサンプル容器を無料提供◎

②  蒸留再生 ③  製品化
当社オリジナル設備で再生品を試験的に製造します。

④ 分析検査
製品としての価値を分析させていただきいただきます。
社内分析では、ガスクロマトグラフとカールフィッシャーを用いて分析します。
(必要に応じて専用機関での分析を行います。)

分析数値をもとに再資源化の可否をお伝えさせていただき、資源リサイクル又は有価取扱いへと進めていきます。

 

 

リサイクル対象一覧

  • フッ素系溶剤(洗浄剤・冷媒)
    HFO-1233Z 、AS-300、HCFC-225、AE-3000、Novec(7100・7200)、フロリナート、バートレル、ガルデン、オプテオン、エルノバ、HCFC-141b、ソルブ
  • 塩素系・臭素系溶剤
    ジクロロメタン(塩化メチレン)、トリクロロエチレン(トリクレン)、テトラクロロエチレン(パークロ)、臭素系溶剤(1-ブロモプロパン)
  • 引火性溶剤
    アセトン、トルエン、キシレン、酢酸エチル、MEK、MIBK、IPA、NMP
  • その他
    炭化水素系溶剤、機械油、重油、灯油、苛性ソーダ、フッ酸、硝酸、硫酸
  • 金属類
    金属屑、金属含有物(Coコバルト、Niニッケル、Cu銅、Pdパラジウム、Ag銀、Wタングステン、Pt白金、Au金、Sn錫(スズ)、Inインジウム)、機械類、工場設備等の大型機械、洗浄機
  • 試薬類
    硝酸銀、硫酸銅他

上記以外にもお取組みさせていただける場合もございますので、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いでございます。

 

再資源化は「廃棄物に生命を与える」

廃棄物減量化による環境保全やコスト削減、さらには、企業に収益をもたらす可能性が再資源化に秘められています。
今、廃棄物として処理しているものが、資源として生まれ変わるかもしれません。
保管方法を工夫することで再資源化へお取組可能となった企業様もいらっしゃいます。
お気軽にお問合せいただけますと幸いでございます。

 

関連記事
・資源リサイクル https://www.rev-rev.co.jp/service/recycl.html
・産業廃棄物と有価物について https://rev-rev.co.jp/blog/1100
・蒸留再生について https://rev-rev.co.jp/blog/1194

 

【電子マニフェストの使用義務について】

 

いつもお世話になりありがとうございます😊

本日はお問い合わせに多い、電子マニフェストの使用の義務化について紹介させていただきます。
義務化は2020年4月からスタートしました。
本日の記事で、義務対象の事業所であるかを確認していただければとおもいます。
どうぞよろしくお願いいたします。

※マニフェストについて紹介している記事はこちら

 


紙マニフェストと電子マニフェスト

 

マニフェスト(産業廃棄物管理票)とは、廃棄物が適正に処理されているか確認するために用いる制度です。
排出事業者が、廃棄物を収集運搬業者・処分業者へ引き渡すと同時に交付されます。廃棄物処理が適切に処理されているか解るような仕組みになっています。

1990年に紙マニフェスト運用がスタートし、1998年に電子マニフェストが制度化されました。
2024年現在、とても多くの企業が電子マニフェストへ切り替えを進めています。

 

紙マニフェスト

紙マニフェストの場合、7枚複写(もしくは8枚複写)の複写式になっています。それぞれに役割があり、排出事業者・収集運搬業者・処分業者のそれぞれで記載しなければならない事項が決められています。

また、排出事業者が産業廃棄物の処理を委託する際に交付するマニフェストを「1次マニフェスト」、処分業者が処分後の残渣物を最終処分業者などに処理委託する際に交付するマニフェストを「2次マニフェスト」といいます。
1次マニフェストと2次マニフェストの運用方法も、基本的に同じです。

これらのマニフェストは、交付した排出事業者と、それを受け取った収集運搬業と処分業の関わる全ての事業者が、5年間にわたり保管することが義務付けられています。

 

電子マニフェスト

一方、電子マニフェストは紙マニフェストと運用方法は基本的に同じです。
電子(Web)で運用するため紙の交付はありません。
それぞれのメリットデメリットは下記のとおりです。
特に最近では、郵便サービスの改正による郵便物の遅延や紛失を防げることや、ペーパーレスに運用できることがメリットに加えられました。

〈メリット〉
●マニフェストがシステム上で適正に管理できる。
●いつでも閲覧できるので、リアルタイムでの状況把握が容易。
●事務処理が効率化できる 。(実績報告が不要)
●ペーパーレス
●郵送によるトラブルを防げる。

〈デメリット〉
●導入費用がかかる。
●インターネット環境が必要。
●排出事業者から収集運搬業者、処分業者までのすべての関係者がシステムを利用する必要がある。

 

 

電子マニフェストの使用の一部義務化

そして、2020年4月に電子マニフェストの使用が一部義務化になりました。

電子マニフェスト登録の一部義務化等が施行されます。電子マニフェストの使用が義務付けられるのは、前々年度特別管理産業廃棄物(PCB廃棄物を除く)の発生量が50トン以上の事業場を設置する事業者が、特別管理産業廃棄物(PCB廃棄物を除く)の運搬又は処分を他人に委託する場合です。
(廃棄物処理法施行規則より)

前々年度の発生量が基準になります。
翌年発生量が減る場合は、その該当年度は紙マニフェストに戻しても問題ありません。

 

上記図より
A工場のみが電子マニフェスト使用の義務事業者となります。
またB工場は電子マニフェストの使用に関しては義務対象外ですが処理計画提出の義務は発生しますのでご注意ください。

 

 


電子マニフェスト導入についてお尋ねください。

弊社では電子マニフェストを検討されている事業者さまの導入に関するお問い合わせを受け付けております。また、どのように運用していけばいいか等 何でもご相談ください。

本日も最後までご覧いただきありがとうございます🙏

「健康経営優良法人2024」の認定を頂きました!

 

いつもお世話になりありがとうございます😊

健康経営優良法人2024の認定を経済産業省よりいただきました。

健康経営優良法人認定制度とは、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから評価を受けることができる環境を整備することを目的に、2016年度に経済産業省が創設した制度です。
(経済産業省HPより抜粋)

今回で8回目となる認定とのことで、認定企業は昨年から大幅に増加し、健康への意識が高まっていることが伝わってきます。

弊社では創業時から代表 大和より、健康に対する意識の高さを学ばせていただき、日頃から健康診断や予防接種などを受診させてもらえる以外に、健診結果で芳しくない結果があった者には業務時間内に医療機関へ受診できるように配慮いただき、企業としての健康サポートも手厚いことで皆健やかに働かせていただいています🌸

企業の継続的な繁栄に必要なことは、私たちの健康だと大和は申しております。

代表の想いをしっかり受け取って、心身の健康を大切に、日々の仕事に精進させていただければと思います。

 

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございます🙏
今後ともリバイタライズを
どうぞよろしくお願いいたします😊

 


~価値ある廃棄物に生命を与える~

(株)リバイタライズ
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【Blog担当:北岡 智】

SDS(製品安全データシート)について ~化学薬品販売事業~

 

いつもお世話になりありがとうございます。
価値ある廃棄物に生命を与える”リバイタライズ”です。

令和6年(2024年)4月から、化学物質管理の根本的見直しにより、事業所によって「化学物質管理者」選任の義務が生じることになりました。
化学物質を取り扱う場合は、これまで以上に注意を払う必要があり、販売する企業・使用し廃棄する企業・廃棄物処理を行う企業等、関わる全ての企業と取り扱う者が一定以上の知識を得ることが益々大切になってきました。

そこで、このブログでは化学物質を譲渡提供する際に必要な文書である「SDS(製品安全データシート)」について、知識を深めていきたいと思います。

 


SDS(製品安全データシート)とは

SDSとは「製品安全データシート」(Safety Data Sheet)の略語です。

化学物質を含む製品の安全性に関する情報を提供する文書で、労働安全衛生法や国際的な規格に基づいて作成され、従業員や使用者が製品を安全に取り扱うための手引きとなります。

2023年の法令によるSDSの情報は以下の通りになり、製品の安全な取り扱いや効果的な緊急対応のために重要な内容が書かれています。
(法改正により年々情報内容が変化していますので、SDSを作成の際には厚生労働省の情報などを参考にしてください。)

 

 

SDSと法律

SDSの提供を義務づけている法律は
「化学物質排出把握管理促進法」
「労働安全衛生法」
「毒物劇物取締法」があります。

対象となる化学物質は、増え続ける傾向があります。新たな法令や規制の導入も考えられますので、最新の法令に対応するため、SDSを適時更新し、法的要件に対応する必要があります。

 

SDSが求められるケース

化学物質を含む製品を扱う業務、貯槽する場合に必ず必要になってきます。
SDSに示されている内容をもとに、管理者はリスクアセスメントを行う必要があります。

また、弊社のように産業廃棄物を扱う場合にも、排出事業者さまよりSDSをいただきます。廃棄物処理を検討の企業様は必ず用意してください。

SDSの提供は法律で定められていますので、お求め先へお問い合わせいただきますと、簡単に取り寄せできるようになっています。

 


 

以上が、SDS(製品安全データシート)について説明になります。
化学物質を含有する製品をご使用の際には必ずSDSに目を通し、安全に使用することを意識していただければと思います。

また、2024年4月施行の化学物質管理者選任義務化に向け、弊社でも専門的な講習会を受講し、お客様からのご質問に答える体制を整えております。

事業場における化学物質の管理を行い、リスクアセスメントの実施が義務化になりますので、自社が当てはまるかどうかをしっかりと管理していくことが大切になります。

※この記事は2023年10月時点での法令等に基づきます。

 

 


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【Blog担当:北岡 智】

大阪産創館初開催!アップ&リサイクル技術展2023 出展レポート

 

いつもお世話になりありがとうございます😊
リバイタライズの北岡です。

2023年12月1日
大阪産業創造館で初めて開催された【アップサイクル技術展2023】に参加させていただきました。
たくさんの企業様との新しい出会いなど、素晴らしい体験をさせていただけたことを深く感謝申し上げます。

初開催ということもあり、エネルギーに満ちた創造的な空気が漂っていました。
展示会に出展させていただいたことは、私たちにとってとても大きな経験となりました。

展示会では31社が参加し、アップ&リサイクル技術の最新動向や革新的な取り組みが集結していました。
アイディアや製品を紹介するそれぞれの参加企業のブースでは、訪れる方々に独自のビジョンやメッセージを伝えるための工夫がされていて、見ごたえがあったと思います。

約700名もの来場者が足を運び、わが社のブースには70名もの方々が立ち寄ってくくださいました。
初対面の方との交流や、他の出展企業の方々との情報交換は、新しいアイディアやビジネスの可能性を広げるきっかけとなりました。

そして、なんと言っても52名の方と名刺交換ができたことは、私たちにとって非常に貴重な瞬間でした✨
これからもお互いに連携し、より良い未来に向けて協力していければと思います。

 

 

アップ&リサイクル技術とは?

アップ&リサイクル技術は、製品や資源を再生利用し、従来の廃棄物処理や生産方法に比べて環境にやさしい手法を指します。これにはさまざまな技術やアプローチが含まれていますが、主な特徴としては再利用、再生、循環利用が挙げられます。

  1. 再利用(Reuse):
    使い終わった製品や部品を修復・再利用することで、廃棄物の発生を減少させます。これにより、製品寿命を延ばし、新たな資源を節約することが可能です。
  2. 再生(Recycling):
    廃棄物を収集し、それを原料として再び製品を生産するプロセスです。再生技術は、資源の枯渇を減少させ、廃棄物の処理においても環境への負荷を軽減します。
  3. 循環利用(Circular Economy):
    製品ライフサイクル全体を考慮し、製品を作るだけでなく、使用後もその資源を効果的に循環させる経済モデルを指します。循環利用は、持続可能な発展の観点から非常に重要とされています。
  4. リサイクル技術(Recycling Technologies):
    特定の廃棄物を処理するための先進的な技術。例えば、プラスチックの化学的な分解や再生可能エネルギーの取り込みなどが含まれます。
  5. IoT(Internet of Things)を活用したトラッキングと最適化:
    アップ&リサイクル技術では、IoT技術を活用して廃棄物の発生源から追跡し、最適なリサイクルや廃棄物管理の方法を特定することがあります。

アップ&リサイクル技術は、環境への配慮や資源の持続的な利用に寄与し、企業や社会がより持続可能な方法で事業を展開するための重要な要素となっています。

 

 

大阪産創館での初の展示会、素晴らしい場に出展させていただきありがとうございます🙏✨
今回の経験をもとに、ますます前進していけるよう努めてまいります。

ご来場いただいた皆様、主催者の方々に心より感謝申し上げます。

展示会等への出展の際にはご案内をさせていただきますので、お時間がございましたらブースへお立ち寄りいただけますと嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします😊

 

 


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《社内研修》どこを見てどう活かす?健診結果のフル活用法

 

いつもお世話になりありがとうございます。
弊社は「健康経営優良法人」の認定をいただいております。

代表 大和は「心身が健康な状態で働く」ということを大事にしており、毎年の健康診断はもちろんですが、もしもの時の特別休暇制度(有給休暇以外の休暇)や、傷害保険など、出来る限りのことをしてくださっています。

健康促進のための取り組みの1つに「健康講座の受講」を年1回以上開催することを目標にし、今年も開催させていただくことができました😊

 

どこを見てどう活かす?
「健診結果のフル活用法」

講師
株式会社ドクタートラスト
保健士 楠原綾香先生
2023年9月9日(土)

 

協会けんぽ大阪支部では、健康づくりをサポートするために、健康づくりに関する研修を無料で開催いただけます。
看護師の経験もある保健士 楠原先生をお招きし、健康診断の結果を活かすための講座を開催いただきまいた。

毎年、健康診断を受けさせてもらいますが、検査結果の詳細まではなかなか目が届かず、最後の「○判定」にばかり目が行きがちです。
今回の健康講座では、「判定は悪くないのに実は危険な数値」などドキッとする健診結果も扱っていただきました。

一人一人の健康への意識を高めることは簡単ではないので、こうして健康講座を受講させてもらえると変化のきっかけになりますので本当に有難いです!

 

🌸受講した受講した社員からの感想をご紹介させていただきます。

「検診結果をただ判定項目だけ見るのではなく、基準となる具体的な数値をもとに自分の一日の目標摂取カロリー(自分の場合約2000キロカロリー)や今の状態がどのくらい悪いか、目安にするのに分かりやすくとても勉強になりました。
ご飯の量を少し抑えたり、炭酸飲料をただの炭酸水に変えたり、仕事終わりに少しウォーキングの時間を設定したりと、運動面か食事面でどれか一つでも少しずつ始め、腹囲減の改善をしてみようと思いました。
講座を受けさせて頂き、ありがとうございました。」

「今まで健康診断の数値を見てもピンッ❗とこなかったのですが理想体重や摂取カロリーの基準値を自分がどれくらい越えてるかが分かりました。自分が出来ることを精査して一つづつ取り組んで行ければと思います。
ありがとうございました。」

 

講師の楠原綾香先生、貴重なお時間をありがとうございました。

 

 

 


~価値ある廃棄物に生命を与える~

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【Blog担当:北岡 智】

 

「サステナブル・ESGの取り組み」~〈喜びの循環〉リバイタライズの趣意~

 

いつもお世話になりありがとうございます😊

2023年8月1日より【第15期】を迎えることができました。
新しい期を迎えることができるのは、いつも多大な協力をいただいている関わる全ての皆様のお陰です。
心から感謝を申し上げます。

新しい年のはじまりにふさわしい、環境に対するWebページを新たに作成させていただきましたので、ご紹介をさせてください✨

◆ New ◆
「サステナブル・ESGの取り組み」
https://www.rev-rev.co.jp/sustainability/index.html

こちらは、「SDGs宣言」に値し、私たちリバイタライズのサステナブルな取り組みへの誓いと報告のためのページです。

SDGsの取り組みは国連の指針であり、「SDGs」という言葉を知らない方は少ないかもしれません。
しかし、言葉は聞いたことあれど、具体的な意味や、企業としての取り組みについては、まだまだ知られていないのではないでしょうか。

私たちリバイタライズが「SDGs」「ESG」に真剣に取り組む意味や思いを本日のブログでご紹介させていただければと思います🌈

 


『中小企業こそSDGs』

 

SDGsといえば「持続可能な開発目標」で、大手企業が取り組むグローバルなことだと考える企業がまだまだ多く、実際に私たちも同じように感じていました。

その理由は、「環境破壊」「飢餓・貧困」「人種差別」など世界規模の問題解決がSDGsの17の目標に含まれていることで、中小企業ではあまり実感がわかないというか・・・

さらに、社会貢献活動やボランティア要素の印象を抱いていたので、なかなか優先して取り組むことができませんでした。

 

そんな時にSDGsについて詳しく学ばせていただく機会をいただき、ただ単に環境問題等の世界的な問題解決を行うことがSDGsではないことを教えていただきました。

私たちの働く会社が、健康的な組織になり、本業で取り組んでいる行いが社会の問題を解決することが、本当の意味で持続可能になることだと教えていただき、その中には「働きやすい会社作り」や「働きがいのある会社作り」も含まれていて、私たち一人ひとりの問題解決も含まれていることがわかり、会社の本質、私たちの目指す会社の在り方だと感じ、力がみなぎってきたことを思いだします✨

 

「喜びの循環」=サステナブル

 

《理念》
お客様を喜ばすことができれば
仕入先様への喜びと繋がる
それが株式会社リバイタライズの
発展と最大の喜びに繋がる

 

SDGsについての学びを重ねると、弊社の経営理念である「喜びの循環」は、まさにサステナブルな活動そのものだと思いました。

私たちリバイタライズは、国連で採択されたことが理由でSDGsに取り組んでいるのではなく、代表 大和の元々の理念がSDGsに合致していることや、働く従業員のたっての希望により取り組むことになりました。
晴れて本日「SDGs宣言」を発表させていただく運びとなったことを嬉しく思います。

ESGの取り組みは年度ごとに更新して報告をさせいていただきます。

サステナブルな取組みを通して、私たち自身が繁栄し、お取引先様、そして仕入先様の喜びになり、更にこの喜びの輪が大きく社会に広がりますよう、これからも精進してまいりたいと思います。

よろしければ、新しいサステナブルな取組みに関するページに目を通してもらえると嬉しいです🌹✨✨

 

◆ New ◆
「サステナブル・ESGの取り組み」
https://www.rev-rev.co.jp/sustainability/index.html

 


「サステナブルな取り組み」
サポートいただいた方々のご紹介

最後になりましたが、私たちがサステナブルな取り組みを行ううえで、大変お世話になった先生と制作会社様の紹介をさせてください。

職場のSDGs研究所
代表 白井 旬 先生

2022年の始まりに出会わせていただき、「誰もが実力を発揮できる組織づくり」SDGs経営の伴走型支援を行っていただきました。

ご著書
「経営戦略としてのSDGs・ESG: “未来から愛される会社”になって地域×業界No.1を目指す」
「生産性を高める職場の基礎代謝: 社員の「不」を解消し、能力を引き出すヒント」

SDGs視点で経営を見直して、会社も働く皆も誰一人取り残されない持続可能な組織を構築し、更に業績も伸ばす企業づくりを日本で最もリーダーシップをとり、推進されている白井先生から直接ご指導をいただき、学ばせていただいた事で、私たちの理解が深まりました。
今日に至るのは白井先生のお陰と言っても過言ではありません。
心から感謝を申し上げます。

 

有限会社Buzen
代表取締役 中武善夫さま

https://www.e-buzen.com/

Webページの作成してくださった(有)Buzenさんは、大阪を中心にホームページ制作・Webデザイン・映像制作・パンフレット広告アイテム等のデザイン、コンテンツ制作で企業のイメージアップを叶える、「ひとつの考え方にとらわれない柔らかな創造性」で社会貢献をされている会社です。
弊社のホームページや会社案内はもちろんですが、会社のロゴマークまで考えてくださった掛け替えのない存在です✨
そして、Webページ作成にも存分にご尽力をいただき誠にありがとうございます。

 

 


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【Blog担当:北岡 智】

 

【逆有償(道中産廃・手元マイナス)とは】~再資源化事業・有価取扱~

 

いつもお世話になり、ありがとうございます。

 

私、本年度入社した「酒井」と申します。
随時ブログを更新していきます!今後ともよろしくお願いいたします。

 

私事ですが、前職が全然違う業界でそこからの転職という事もあり、産業廃棄物業界の事を1から勉強しているところなのですが聞き慣れない「逆有償」という言葉を知りました。

この業界では「道中産廃」「手元マイナス」とも呼ばれるようで、言葉上の意味はなんとなく分かったのですが、正しく理解する為に勉強しましたので、お話させていただきますね!

 


 

逆有償とは、

有価販売の際、販売価格より運搬費用が多くかかり支払いが発生すること。です!

 

 

販売価格(儲け)より支払い金額(コスト)が上回るため、純粋な有価販売とは言えない取引形態の事です。
(必要があれば運搬以外の費用も「支払い金額」含みます。)

 

運搬は距離によって費用が嵩むのはご存じだと思いますが、

この産業廃棄物業界では、ここに大きな落とし穴があります!!!

 

それは、運搬費用が販売代金を上回る場合「運搬段階では廃棄物の扱いになる」

 

という事です。

 

すなわち、運搬時には廃棄物の収集運搬委託契約の締結が必要でマニフェストの発行ももちろん必要となってきます。
※到着後は有価物としての扱いになります。

 

廃棄物処理法の規則に従うためにも、逆有償の際は以上の事を気を付けて罰則の対象(※1参照)になってしまわないよう、しっかりと規則を守らなければなりませんね。

ちなみに、収集運搬の許可がない企業は運べませんので、距離が遠く県をまたぐ際などは運搬する企業の選定にも注意が必要です💦

 

逆有償に関する罰則について(※1)

 

●無許可業者に、産業廃棄物の運搬を委託した場合「5年以下の懲役、または1000万円以下の罰金またはその併科」

●マニフェストの交付義務違反
「1年以下の懲役、または100万円以下の罰金」
●無許可業者に、産業廃棄物の運搬を委託した場合 「5年以下の懲役、または1000万円以下の罰金またはその併科」 ●マニフェストの交付義務違反 「1年以下の懲役、または100万円以下の罰金」

 

この罰則は、排出者に対しての罰則となっています。
(もちろん委託業者にもございます。)

無許可の業者と把握せずに委託し、運搬してしまった場合は企業としての存続も危ぶまれるくらい大きなリスクとなっています・・・。

 


 

今後もこのように、私の成長ブログ?を更新してまいりますのでご覧いただけたら幸いです。

また、このような記事をきっかけに気になる、知りたい情報がございましたら弊社までお問い合わせくださいね。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。

※弊社HP「有価取扱サービス」について

 

 


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【Blog担当:酒井 伸吾】

【「フロリナート」・「ノベック」の製造停止】業界激震の2025年課題について~化学薬品販売事業・化学薬品情報~

 

いつもお世話になりありがとうございます。
株式会社リバイタライズです。

本日は、2022年に業界を仰天させたニュースといわれている【2025年末までに「フロリナート」・「ノベック」の製造停止】についてシェアさせていただきます。

弊社では「フッ素系溶剤」の新液・再生品販売、リサイクル事業(再資源化事業)を行っております。

フッ素系溶剤は、健康や環境を配慮するために何度も切替を求められる経緯がこれまでの歴史の中でありましたが、今回のニュースは過去に類を見ない影響があると言われています。

それは、「フロリナート」・「ノベック」は半導体業界でのドライエッチング装置用の冷媒として世界シェアの約7~8割を占めていると言われているからです。

加えて、代わりになる商品は製造が追いついていない上に、これ以上は製造量を増やす見込みがないことが発表されており、業界では激震が走るほどの大問題となりました。

弊社では、3M社のフロリナートとノベックの製造撤退に対応するためのご提案をさせていただいており、本日はこの【2025年末までに「フロリナート」・「ノベック」の製造停止】についてご紹介させていただきます。

 


 

半導体業界に大激震
2025年末までに「フロリナート」「ノベック」の製造の撤退を発表

 

ドライエッチング装置用の冷媒で世界シェアの7~8割を独占している3M社が2022年12月20日、同社のニュースリリースで以下の内容を発表されました。

「2025年末までに、パーフルオロキルおよびポリフルオロアルキル物質(per- and polyfluoroalkyl substance、PFAS)の製造から撤退する」
3M社のニュースリリース

上記の「パーフルオロキルおよびポリフルオロアルキル物質(PFAS)」に該当しているものが「フロリナート」・「ノベック」となります。

 

3M社は、2022年3月にフロリナートの製造を停止し、同年6月に製造を再開した際は、世界中の半導体工場の稼働が止まる危機であったことが言われています。

しかしその後同年12月に3年の猶予期間を設けて、ノベックも含む全てのPFASの製造を停止することを発表しました。

世界の半導体工場は、今後3年間で、3M社の代替品となる冷媒を用意しなければならなくなり、それができない半導体工場は稼働が止まることになるという大問題となっています。

 

フロリナート・ノベックの「代替品」について

ここで注目されることは、フロリナート・ノベックの「代替品」の選定です。

この「代替品」にも問題があります。

それは、世界シェアの残り約2割を占めているソルベイ社の「ガルデン」の製造が追いついておらず、現実的には切り替えができない状態になっていることです。

更には、今以上にガルデンの製造を増産する見込みがないことも関係者から発表されているそうです。

このような背景から、世界最大のテクノロジー企業や半導体製造会社では、中国の冷媒メーカーとコネクトし代わりになる商品を選定しはじめている動きがあるようですが、なかなか希望のレベルにまで到達できていないそうです。

 


 

「フロリナート」「ノベック」「ガルデン」
2025年問題に対応するためのご提案

 

今回ご紹介させていただいた情報は、半導体業界に限らずご使用の企業様にとって、今後3年間に解決する必要のある大きな課題を与えられた内容です。

弊社の「再資源化事業」は、スペックさえ合致すれば使用済み液のリサイクルが可能になりますので、代替品選定の延命処置になると考えております。

ここ数年でも新液の納入量の減少や度重なる価格改定もあり、使用済み液リサイクルに注視されるユーザー様も増えておりますので、半導体業界でのリサイクル実績も伸びております。
(弊社の再生技術に関する記事はコチラ

また、同事業において「再生品」の提供も可能です。

そして、移り行く時代の中で最先端の情報を得ることで企業様にお役立てできる提案をいち早くできるように常に意識しておりますので、課題解決の手助けをさせていただければ幸いでございます。

最後までご覧くださりありがとうございます。
(ご紹介の内容は、記事投稿時の発表による情報です。)

 

 


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【Blog担当:北岡 智】