「サステナブル・ESGの取り組み」~〈喜びの循環〉リバイタライズの趣意~

 

いつもお世話になりありがとうございます😊

2023年8月1日より【第15期】を迎えることができました。
新しい期を迎えることができるのは、いつも多大な協力をいただいている関わる全ての皆様のお陰です。
心から感謝を申し上げます。

新しい年のはじまりにふさわしい、環境に対するWebページを新たに作成させていただきましたので、ご紹介をさせてください✨

◆ New ◆
「サステナブル・ESGの取り組み」
https://www.rev-rev.co.jp/sustainability/index.html

こちらは、「SDGs宣言」に値し、私たちリバイタライズのサステナブルな取り組みへの誓いと報告のためのページです。

SDGsの取り組みは国連の指針であり、「SDGs」という言葉を知らない方は少ないかもしれません。
しかし、言葉は聞いたことあれど、具体的な意味や、企業としての取り組みについては、まだまだ知られていないのではないでしょうか。

私たちリバイタライズが「SDGs」「ESG」に真剣に取り組む意味や思いを本日のブログでご紹介させていただければと思います🌈

 


『中小企業こそSDGs』

 

SDGsといえば「持続可能な開発目標」で、大手企業が取り組むグローバルなことだと考える企業がまだまだ多く、実際に私たちも同じように感じていました。

その理由は、「環境破壊」「飢餓・貧困」「人種差別」など世界規模の問題解決がSDGsの17の目標に含まれていることで、中小企業ではあまり実感がわかないというか・・・

さらに、社会貢献活動やボランティア要素の印象を抱いていたので、なかなか優先して取り組むことができませんでした。

 

そんな時にSDGsについて詳しく学ばせていただく機会をいただき、ただ単に環境問題等の世界的な問題解決を行うことがSDGsではないことを教えていただきました。

私たちの働く会社が、健康的な組織になり、本業で取り組んでいる行いが社会の問題を解決することが、本当の意味で持続可能になることだと教えていただき、その中には「働きやすい会社作り」や「働きがいのある会社作り」も含まれていて、私たち一人ひとりの問題解決も含まれていることがわかり、会社の本質、私たちの目指す会社の在り方だと感じ、力がみなぎってきたことを思いだします✨

 

「喜びの循環」=サステナブル

 

《理念》
お客様を喜ばすことができれば
仕入先様への喜びと繋がる
それが株式会社リバイタライズの
発展と最大の喜びに繋がる

 

SDGsについての学びを重ねると、弊社の経営理念である「喜びの循環」は、まさにサステナブルな活動そのものだと思いました。

私たちリバイタライズは、国連で採択されたことが理由でSDGsに取り組んでいるのではなく、代表 大和の元々の理念がSDGsに合致していることや、働く従業員のたっての希望により取り組むことになりました。
晴れて本日「SDGs宣言」を発表させていただく運びとなったことを嬉しく思います。

ESGの取り組みは年度ごとに更新して報告をさせいていただきます。

サステナブルな取組みを通して、私たち自身が繁栄し、お取引先様、そして仕入先様の喜びになり、更にこの喜びの輪が大きく社会に広がりますよう、これからも精進してまいりたいと思います。

よろしければ、新しいサステナブルな取組みに関するページに目を通してもらえると嬉しいです🌹✨✨

 

◆ New ◆
「サステナブル・ESGの取り組み」
https://www.rev-rev.co.jp/sustainability/index.html

 


「サステナブルな取り組み」
サポートいただいた方々のご紹介

最後になりましたが、私たちがサステナブルな取り組みを行ううえで、大変お世話になった先生と制作会社様の紹介をさせてください。

職場のSDGs研究所
代表 白井 旬 先生

2022年の始まりに出会わせていただき、「誰もが実力を発揮できる組織づくり」SDGs経営の伴走型支援を行っていただきました。

ご著書
「経営戦略としてのSDGs・ESG: “未来から愛される会社”になって地域×業界No.1を目指す」
「生産性を高める職場の基礎代謝: 社員の「不」を解消し、能力を引き出すヒント」

SDGs視点で経営を見直して、会社も働く皆も誰一人取り残されない持続可能な組織を構築し、更に業績も伸ばす企業づくりを日本で最もリーダーシップをとり、推進されている白井先生から直接ご指導をいただき、学ばせていただいた事で、私たちの理解が深まりました。
今日に至るのは白井先生のお陰と言っても過言ではありません。
心から感謝を申し上げます。

 

有限会社Buzen
代表取締役 中武善夫さま

https://www.e-buzen.com/

Webページの作成してくださった(有)Buzenさんは、大阪を中心にホームページ制作・Webデザイン・映像制作・パンフレット広告アイテム等のデザイン、コンテンツ制作で企業のイメージアップを叶える、「ひとつの考え方にとらわれない柔らかな創造性」で社会貢献をされている会社です。
弊社のホームページや会社案内はもちろんですが、会社のロゴマークまで考えてくださった掛け替えのない存在です✨
そして、Webページ作成にも存分にご尽力をいただき誠にありがとうございます。

 

 


~価値ある廃棄物に生命を与える~

(株)リバイタライズ
ホームページ https://www.rev-rev.co.jp/
電話番号   072-883-5810
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【Blog担当:北岡 智】

 

【産業廃棄物とSDGs】~企業が行うSDGsとは?~

 

いつもお世話になりありがとうございます。
株式会社リバイタライズです。

本日は【産業廃棄物とSDGs】という観点で、弊社の取り組みについてご紹介させていただきます。

 

先日、ある企業様と「環境保全」についてをお話しておりました。
その企業様は、弊社の再資源化事業へ関心を抱かれ、実際に数年前から使用済みの溶剤の有効利用に貢献いただいております。
お話をさせていただいた際にも再資源化事業の取り組みを大変喜んでいただいておりました😊

(株)リバイタライズのサービス内容「再資源化事業について」

 

昨今、企業にとって「環境保全」は必須項目となり、環境への関心の軽薄さは企業イメージのデメリットでしかありません。

企業説明会では学生のほうから積極的に環境保全の取り組みを質問される時代になりました。

その背景には、今は小学校から「SDGs」を授業の一環で学んでいて、環境問題に取り組んでいない企業に、学生達は興味が沸かないどころか、むしろそんな企業では働きたくないとすら感じるそうです。

SDGsについては、新入社員のほうがはるかに詳しいのが現状のようです😅

 

「御社でのSDGsの取り組みについて教えてください。」

 

このように学生より質問を受けた担当の方は、一瞬答えに困ったそうです。
浅い知識を並べても「粗」は見抜かれてしまうと察し、タジタジになってしまう焦りを隠したとのこと。

その理由は、企業としては大きな意味でSDGsに取り組んでいても、自分たち一人一人がSDGsをそこまで理解して取り組んでいないから、自信をもって答えることができなかったのだと思います。

しかし、リバイタライズの再資源化事業への取り組みは
「まさにSDGs❗」
その取り組みそのものが、学生の求めている企業の在り方なのではないかと、私たちは思います。

つまり、今までだったら当たり前に廃棄物として処理をしていたものに対して、企業が少し努力をすることで再利用可能となる再生資源に生まれ変わらせること。

企業にとってのコスト面のメリットや、廃棄物削減、そして再利用を喜んでいる他の企業様の存在は、環境保全だけでなく持続可能かつ誰一人取り残さないというSDGsの本質であると私たちは考えています。

ですから、その取り組みを自信をもって社会へ伝えていただきたい✨

本日は、SDGsについて詳しく紹介させていただき、再資源化事業の取り組まれている企業様の自信に繋がる内容になればと思い書かせていただきたいと思います。

 

 


【産業廃棄物とSDGs】
~企業が行うSDGsとは?~

 

20220919・SDGsとは

 

〈SDGsとは?〉

(外務省HPより)
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)別ウィンドウで開くの後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

つまり、環境問題への対策だけでなく、様々な問題を解決して、持続可能でよりよい世界を目指すことが書かれています。

【問題解決】と【持続可能】の両方が必須であると言われています☝️

 

ここでポイントなのは【持続可能】であること。

いくら問題解決を行っていても、それを行っている企業が持続不可能な状態であることは、本末転倒なのです。

そして、企業を成り立たせるためには、そこに「メリット」があることが大切です。
メリットがあるからこそ、本当の意味で持続可能であり、それが自社の問題解決と社会の問題解決に繋がっている取り組みが大切です。

 

 

〈再資源化事業とSDGs〉

前項で、SDGsについて説明させていただきました。

企業を継続していくためには、企業にとってメリットのあることを行いながら、自社の問題解決を行っていくこと。
それが、社会の問題解決に繋がることが大切です。

SDGsのポイント!
〈企業のメリット〉〈企業の問題解決〉〈社会の問題解決〉
3つを叶えること✨✨

昨今の「SDGsの波」に表面的に乗って、社会貢献してますアピールでは、それが継続不可能であれば本質から大きくずれていることになりかねません。

 

弊社の「再資源化事業」とは

◆企業のメリット
・廃棄物処理コスト削減

◆企業の問題解決
・廃棄物量の削減
・事務処理の削減

◆社会の問題解決
・環境保全
(廃棄物量の削減)
(温暖化防止)
・再生品を求める企業への提供

以上3点すべてを叶えています😊

 

そして、さらにもう1つ大切なことは、上記を行う担当者さまが「持続可能」であることです。
いかに簡単に再資源化事業に取り組んでもらえるかが、本当のSDGsだと考えています。

ですから、弊社の営業をはじめとするスタッフ全員が、企業様の取り組みを簡単にするためのバックアップをさせていただきます!

取り組むうえで、難しいと感じることは何でもおっしゃってくださいね。

 

以上のことから、再資源化事業に取り組むことは『まさにSDGs!』
その企業の在り方に自信をもっていただければと思っております。

 

20220919・再資源化事業

 

〈再資源可能なもの〉

とはいえ、全ての廃棄物がリサイクル可能ではありませんので、リサイクル可能なものの一例をご紹介させていただきます。

 

《フッ素系溶剤》
HCFC-225、ソルブ、HFO-1233Z、Novec(7100・7200)、フロリナート、バートレル、ガルデン、エルノバ、141b など

《塩素系溶剤》
塩化メチレン、トリクレン、パークロ など

《引火性溶剤》
アセトン、トルエン、酢酸エチル、MEK、MIBK、IPA、NMP など

《その他》
炭化水素系溶剤、機械油、重油、灯油、苛性ソーダ、フッ酸、硝酸、塩酸、硫酸 など

《固形物》
金属屑、金属含有物(Co、Ni、Cu、Pd、Ag、W、Pt、Au)、機械類、プラ類 など

《試薬類》
硝酸銀、硫酸銅 など

 

上記の廃棄物を処分されている場合は、再資源化が可能かどうかをお問い合わせください。
どのような工程で使用したものなのか、排出される形状や量、排出される場所 etc くわしくヒアリングさせていただくことで、【再生可能原料】に生まれ変わる可能性があるかもしれません✨

 

参考HP
「有価取り扱いについて」byリバイタライズ
「資源リサイクル」byリバイタライズ

お問合せ
問い合わせフォーム
お急ぎの方は「072-883-5810」へお電話ください。

 

 


企業が行うSDGsの考え方

本日も最後までご覧くださりありがとうございます。

弊社は今年に入り、コンサルタントの先生にご指導いただきながら1年後のSDGs宣言を目標に企業研修等を行っています。

従業員一人一人が、SDGsの本質を1から学んでいるところです。

私自身、SDGsについてまったくの無知、ど素人の状態から学ばせていただいているからこそ、発見が多い毎日です。
そして、学ばせていただくことで、SDGsは地球や国のためではなく、そこに住む私たち一人ひとりにとって重要で大切で、密接した目標だと思うようになりました。

SDGsという横文字に拒絶反応が出てしまうのも大きく納得ではありますが、SDGsの本質がわからず表面だけのSDGsを「なんとなく」行っていては、取りこぼしが多すぎて勿体ないです❗

リバイタライズに関わってくださる企業様には、担当者様が自信をもって取り組みを社会へ全面アピールすることで、SDGsを味方につけてどんどん企業のステージアップをしていただきたいと強く願っています😊

いつもありがとうございます。

 

20220919タイトル

 

 


~価値ある廃棄物に生命を与える~

(株)リバイタライズ
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【Blog担当:北岡 智】

製品品質検査機器「分析天びん」~安心して再生溶剤をご使用いただくために~

いつもお世話になりありがとうございます。

以前のブログで、弊社の精密測定分析機器についてご紹介させていただきました。
ご覧くださり誠にありがとうございます。

BLOG【製品品質 検査工程「カールフィッシャー水分計」~安心して再生溶剤をご使用いただくために~】

こちらのブログで、弊社で使用中のカールフィッシャー水分計の水分値測定についてご紹介させていただきましたが、本日はカールフィッシャーに接続している「分析天びん」が新しくなりましたので、ご紹介をさせていただきたいと思います。

分析天びんと分析機器を接続することで、より結果の信用度が高まります。

以前は天びんで計量した結果を、分析機器に入力して結果を出力するのがメジャーでしたが、デジタル化が進んだことで瞬間的かつ正確に数値を入力することができるようになりました。


製品品質検査機器「分析天びん」

今回、新調した「分析天びん」ですが、新調の理由の1つに、より信頼度の高い検査結果を企業様へお伝えするためでもありました。

そして、その理由として【再資源化】(有価取扱)(蒸留再生/委託加工)を加速させて環境保全を進めたい弊社の想いがあります。

 

2022.5.24blog2

 

再資源化事業への取り組みとメリット

使用済み溶剤(廃液/廃溶剤)の再資源化に取り組み、再生溶剤(リサイクル溶剤)を使用するメリットは以下の通りです。

▪コスト削減
…そもそも廃棄物としてお金を支払って処分していたものが、買い取ってもらえたり、再利用できるのでコストメリットは大きいと思われます。

▪入手困難品の対策
…昨今、海外との輸出入に規制が生じていたり、原料不足から、入手が困難になっている商品が多数ございます。
再生品(リサイクル品)を利用することで入手困難品の対策が可能となります。

▪溶剤購入のコスト削減
…再生品は新液と比べると購入費用が抑えられる場合があります。廃棄金額のコスト削減だけでなく、溶剤購入のコスト削減も可能となります。

▪廃棄物量の削減
…環境保全として廃棄物量の削減をコミットしている企業様にとって、実際に廃棄物の削減となる提案となり、社会貢献活動の1つにしていただけるかと思います。

弊社は様々なメリットをお客様に感じていただきたいと思い取り組ませていただいていますが、何よりも弊社がお伝えする想いには「価値ある廃棄物に生命を与える」理念に基づいて、限りある資源を大切にして地球環境問題を少しでも緩和していきたいという願いが込められています。

 

再生溶剤の市場と現状

しかしながら、問題がないわけではありません。

使用済み液を再生利用する取り組みは、社会問題の解消の1つになる反面、しっかりとした検査結果を打ち出し〈本当に再資源化が可能〉という証拠がない場合は【不法投棄】として扱われてしまう可能性も否めないと私は感じています。

ただただ、費用の削減だけを視野に入れて廃棄物の処理をしてしまうと、もしものときに責任をとる必要があるのは「排出事業者」様となるため、依頼する会社のリサーチはしっかりと行う必要があるのではないでしょうか。

更に、行政としても現状はシビアな目で見ている部分があり、再生溶剤の品質を確実に把握できることが大切だと思います。

 

製品品質の検査結果を高めるために

以上の事から、弊社では品質を数値で見ていただくために、測定機器を用いて管理を行っています。

測定機器の1つが「カールフィッシャー水分計(水分値測定)」であり、この分析結果をより精密にするために「分析天びん」にこだわっています。

弊社の使用している分析天びんは、(株)島津製作所のAPシリーズで、細やかな公正機能が付いています。

例えば、室温の変化を自動で感知し細かく自動調整する機能が搭載されていたり、ボタン1つでいつでも公正できるようになっています。

他にも、Simadzuが世界に先駆けて開発したユニブロックというセンサを使用し、応答性と温度特性が格段に向上し、シンプルかつコンパクトにも関わらず耐衝撃性が優れているそうです。

弊社では使用することはありませんが、宝石測定のためにカラット単位で表示することも可能なのだそうです😆

 

DSC_0127

 


再生溶剤のご使用に関する相談は(株)リバイタライズへ

本日は、弊社のリサイクル技術である使用済み液(使用済み溶剤/廃棄物)から精製される再生溶剤(リサイクル溶剤)の品質検査機器「カールフィッシャー水分計」に用いる【分析天びん】についてご紹介をさせていただきました。

海外の輸入に制限が生じたり、コスト削減等の背景から、再生溶剤/リサイクル溶剤をご検討いただいている企業様が圧倒的に増えてきました。

そんな中、実際に使用する際の不安も感じていらっしゃる企業様も多くいらっしゃることと思います。

弊社では、ご説明はもちろん、サンプル品を提供して実際にご使用していただけるサービスも行っております。
お陰様で全国にお客様がいらっしゃることが弊社の自慢です。
どんな些細なことでも構いませんので、お電話やメール・問合せフォームからご連絡をいただけますと幸いです。

本日も最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

 

分析天びんblog


~価値ある廃棄物に生命を与える~

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【Blog担当:北岡 智】

製品品質 検査工程「カールフィッシャー水分計」~安心して再生溶剤をご使用いただくために~

いつもお世話になりありがとうございます。

(株)リバイタライズは創業時から「価値ある廃棄物に生命を与える」をキャッチコピーに掲げ、産業廃棄物を排出される企業様の再資源化にお役立ていただけるように、共に成長をさせていただき社会貢献の取り組みをさせていただいています。

昨今、環境問題は社会問題となり、各企業様も廃棄物削減の取り組みが必要となりました。

創業時の2009年では少し珍しい取り組みでしたが、前進会社の設備と技術を用いて、廃棄物の発生を抑えること「Reducu」・再利用「Reuse」・再生使用「Recycle」の提案として【使用済み溶剤】を蒸留精製することで有効利用を進めて参りました。

本日の記事には、蒸留精製したリサイクル溶剤(再生溶剤)をお客様に安心してご使用いただくための、製品品質の検査工程である「水分値測定」について、ご紹介をさせていただきたいとおもいます。


製品品質検査工程

本題の「水分値測定」に入る前に、お客様に安心してご使用いただくために弊社で行っている製品品質を調べる工程についてご紹介させていただきたいとおもいます。

 

2022.5.24blog1

 

リサイクル品(再生品)への不安

弊社の製品をご使用になる際、はじめて再生溶剤をご使用になる企業様にとっては、何らかのトラブルが生じないかと不安になられることと思います。

弊社では各企業様の溶剤の使用目的に応じて、前進会社から約半世紀近く続いた経験と実績をもとに、再生溶剤の提案を行い、安心していただけるように過去の実績を含めた細心のご説明を行うよう心がけております。

また、「新品(新液)と同等であること」が数値として明らかにすることで、長年の品質を守る証明となりました。

 

リバイタライズの製品検査

安心してご使用になるための製品品質検査工程は、人的な検査以外に精密測定分析機器を用いて製品検査を行っています。

弊社の製品検査に用いる主な測定機器は以下の2つの分析機器になります。

◎「ガスクロマトグラフ分析機器」を用いた純度測定

◎「カールフィッシャー水分計」を用いた水分値測定

その他、弊社に常に設置している物ではありませんが、お客様のご要望に応じてさまざまな測定機器を用いて検査を行っております。

リサイクル溶剤をご検討の企業様で、品質についてご心配がある場合はいつでもご連絡をいただけますと幸いでございます。

 

カールフィッシャー水分計について

測定機器「カールフィッシャー水分計」で、溶剤の水分値が測定可能となります。

弊社のカールフィッシャーは〈電量摘定法〉の水分測定を行うため、水分の検出感度が非常に高いことが特徴とされています。

 

カールフィッシャーカタログ【カールフィッシャー水分計】
MKC-710S
京都電子工業株式会社

 

カールフィッシャー水分測定とは?

普段の生活では聞きなれない名称かと思います。

これは、ドイツのカール・フィッシャーさんが発見した水分測定法で、様々な測定方法の中で最も信頼性の高い測定法と言われています。
ある研究結果を見ていると、『今後しばらくは、カールフィッシャー法に置き換わる画期的な手法は出現しないであろう。』とまで書かれていました。

弊社のカールフィッシャー水分計メーカーである京都電子工業(株)様のHPによると、

ヨウ素が水と選択的に反応することを利用した滴定装置の一種で、カールフィッシャー試薬(ヨウ素)を自動で滴定し水分量を求める計測器

とのことです。

このカールフィッシャー水分計には2種類の測定法《容量法》と《電量法》があり、弊社で用いているのが《電量法》です。

これにより「ppm」から測定可能となります。

「ppm」とは
「パーツ・パー・ミリオン」
「百万分率」
100万分のいくらであるかという割合を示す単位です。

1ppm = 0.0001% であり
10,000ppm = 1% となりますので、
カールフィッシャー水分計《電量法》での水分検査感度の高さが解りますね!


再生溶剤のご使用に関する相談は(株)リバイタライズへ

本日は、弊社のリサイクル技術である使用済み液(使用済み溶剤/廃棄物)から精製される再生溶剤(リサイクル溶剤)の品質検査の工程の中の<カールフィッシャー水分計>についてご紹介をさせていただきました。

海外の輸入に制限が生じたり、コスト削減等の背景から、再生溶剤/リサイクル溶剤をご検討いただいている企業様が圧倒的に増えてきました。

そんな中、実際に使用する際の不安も感じていらっしゃる企業様も多くいらっしゃることと思います。

弊社では、ご説明はもちろん、サンプル品を提供して実際にご使用していただけるサービスも行っております。
お陰様で全国にお客様がいらっしゃることが弊社の自慢です。
どんな些細なことでも構いませんので、お電話やメール・問合せフォームからご連絡をいただけますと幸いです。

本日も最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

 

カールフィッシャーblog

 


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